追憶ブログ

こんなことがあったと過去を振り返ったり、思うことを書いていこうと思います。多少なりとも暇つぶしくらいになれば幸いです。

男女の友情!?~人は変わる~

私は基本秘密主義であった。自分の考えはどこまでも自分で追求し、より明確な答えを追うことが楽しかった。しかしそれは、時間がかかることではあった。ここに労力を要する人も多いが、私はそれが楽しみなので必要なのは時間だけだった。ただ、時間がなくなってしまった場合には非常に手段としては有効性を失うことがある。例を挙げると会話シーンなど。人と話しているときも私はその内容に対して考え、ベストの答えを導き出したくなる。しかし、会話シーンではタブーに近い行為だと知らされた。このように、考えているだけじゃ意味がないときがある。

前回の記事で私は、恋路を他人に相談している。本来ならこの手の内容は最高機密なのだが、流れでこうなったのだ。さらに時間がなかったという理由も相まっていたのでそれだけ何かが私を変えたのかもしれない。そこで特に2人の人には、大変にお世話になった。そのうちの一人は女性であったのだ。その人は僕の話を笑わないで聞いてくれた。しっかりと受け止め、2人で吟味し、より良いものを生み出していた日々が続いた。次第に、気持ちが傾いていた。自分でも意外なことだったのを覚えている。しかし、その人と違う女性で揺れている間に、鷹のようにその人を一人の男がさらっていった。こうして、私はその人を恋愛対象としてではなく、完全に「友達」としてでしか見れなくなってしまったわけだ。しかし、私は恋愛関係になり、その対象と接触し、失敗したとしてもそんなに関係が壊れることもなく、むしろさらにしゃべるようになるという謎の特技があるので、男女での友好関係が続いた。

その2人の交際が1年近くに差し掛かったときに、事は動いた。男の方が「冷めてしまった」らしく2人は別れてしまったとのこと。別れ方もそれほど良いものではないと聞き、悲しさが体を満たした。お互いの話を聞き、状況のさらなる詳細を求めた。男の方は普通に話も進み、なんの問題もなく終わった。だが、彼女の方は違った。話を聞いたあと(SNS上で)、少しでも慰めにと「それは、辛かったね」と同調するような言葉を僕は言った。軽薄な言葉だった。彼女は「なんでそう言うの?私の気持ちをわかって言ってるの?」と、僕を突き放した。僕は思っていた返事とは違うのに驚いて「ごめん。軽い発言だった。申し訳ない」と即座に謝った。すると彼女は「こっちもごめん…少し整理がつかなくて」と言った。彼女もまだ冷静ではないようだった。そこからしばらくは連絡を取ることはなかった。

数ヶ月経ったあとで、彼女の誕生日が近いことに気付いた。さらに、高校のときに交わした約束も思い出していた。それは誕生日プレゼントにアロマキャンドルをあげる約束だった。前回のことから時間は経っているし、ほとぼりも冷めたろうと思い、彼女に連絡をした。気さくな文面でプレゼントを贈ると彼女にコンタクトをとる。帰ってきたのは「なに?」とそれだけだった。読んでいただいてる方には、普通だろうと思うかもしれない。否。水面下で起こる異常事態に私は気づいていた。普段なら簡単な返事でも数段に分けていくつか文章をよこす+スタンプが70%近くは付くというなかなかな賑わいであるにも関わらず、あまりにも淡白な返事に少し動揺が漏れた。しかし、SNSの良いところで、こちらのLIVEの状況は悟られにくいのでなにくわぬ感じで話を進めたら、そのような返事は続いた。そして、断る理由に彼氏を盾にして拒んだ。そこまでは別に良い。問題は次。彼女は「その人のこと大好きだからごめんね」と言い放つ。!?。何が起きたのか、という感じだった。その言葉は本当にいるのだろうか。私がまだ好意を残していると彼女は錯覚して、そのような自惚れた発言をしたのか。それとも彼氏に毒され、大好き病にかかってしまったのだろうか。フル回転。今年最高に頭を回転させたかもしれない。私のメンタルには直接関係は皆無だが、あの発言の有効性を全く感じなかったのは声を大にして言いたい。彼女の多くのびっくり発言により私は、友好関係が揺らいだ音を聞いた。

人は恋をすると変わるというけれど、ここまで変わるのだろうか。直接本人に会ってないのだから、ここまで言うのはナンセンスなのかもしれない。でも、確実に変化している。今さら優しくしてほしいなんて言わない。ただ、もう少し違う接し方があるのではないかと感じる。当時を知っている僕にとっては、少々ショッキングであった。環境によって人は良くも悪くも変化する&男女の友情が存在するか疑問が生まれた出来事であった。また、女性恐怖症も促進の模様。